訪問時に絶対に外せないのが、店名にも採用されている郷土の至宝「フリコ(Frico)」です。フリコとは、フリウリ地方を代表するハードチーズ「モンタジィオ」と薄切りまたはマッシュしたジャガイモを合わせ、フライパンでじっくり焼き上げた伝統料理。外側は香ばしくカリッとした黄金色の焼き目がつき、ナイフを入れると中からクリーミーで濃厚なチーズがとろけ出します。素朴でありながら噛みしめるほどに広がるミルクの旨味と塩気は、お酒好きにはたまらない逸品です。
タヴェルナフリコ おすすめ料理のラインナップは、フリコにとどまりません。現場取材と利用者の声から浮き彫りになった人気のタヴェルナフリコ メニューを整理すると、以下の3系統に集約されます。
- 前菜:サン・ダニエーレ産生ハムと季節果実の盛り合わせ
パルマ産よりも塩気がまろやかで甘みが際立つ最高級プロシュートを極薄でスライス。切り立てならではのふんわりとした舌触りと脂の甘みが胃袋を刺激します。 - パスタ:手打ちチャルソンス(Cjarsons)または濃厚ラグーのタリアテッレ
フリウリ地方独特のラビオリ「チャルソンス」は、スパイスやハーブ、ドライフルーツを包んだ甘美で複雑な味わいが特徴。他店では滅多に出会えない郷土の真髄を体験できます。 - メイン:トウモロコシ粉のポレンタを添えた鹿肉や牛肉の赤ワイン煮込み
じっくり煮込まれた肉の繊維がほろほろと解け、滑らかなポレンタが濃厚なソースを余すところなく受け止めます。
これら個性豊かな料理をさらに引き立てるのが、こだわりのタヴェルナフリコ ワインです。フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州は「イタリア白ワインの聖地」と称される地域。フリウラーノやリボッラ・ジャッラといった土着白ワイン、果皮とともに醸造された複雑味あるオレンジワイン、さらにはスキオッペッティーノなどの希少な地場赤ワインがグラス単位で豊富に用意されており、料理ごとのペアリングが外食体験の満足度を何段階も引き上げてくれます。