歌舞伎界において、青山学院はまさに「御用達」とも呼べる存在です。市川團十郎家の市川新之助さん(勸玄くん)をはじめ、中村勘九郎家や松本幸四郎家など、名だたる役者の子息・令嬢が同校の門を叩いてきました。
なぜこれほどまでに多くの歌舞伎役者が青山学院を選ぶのか。その最大の理由は、「舞台活動と学業の両立に対する理解の深さ」にあります。
歌舞伎の子役は、ひとたび舞台に立てば約1ヶ月に及ぶ長期公演や過密な稽古スケジュールをこなさなければなりません。青山学院には古くから伝統芸能の継承者を預かってきた歴史があり、公欠の扱いや補講、学校と家庭の連携体制が極めて整っています。学業をおろそかにすることなく芸道に打ち込める環境が、音羽屋にとっても最良の選択肢となっています。