国際線の食べ物持ち込みで没収を防ぐ!液体物の罠と国別罰金ルール最新版

国際線の食べ物持ち込みで没収を防ぐ!液体物の罠と国別罰金ルール最新版

国際線の食べ物持ち込みで没収を防ぐ!液体物の罠と国別罰金ルール最新版に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

日本国内の保安検査を無事に通過できたとしても、最大の関門は渡航先の空港で行われる「動植物検疫と税関検査」です。病害虫の侵入や家畜伝染病(アフリカ豚熱・口蹄疫・高病原性鳥インフルエンザなど)の蔓延を防ぐため、世界各国は食品の持ち込みに対して極めて厳しい罰則を科しています。

海外渡航における生鮮食品やフルーツの持ち込み制限は非常に厳格で、旅行者が「少し小腹を満たすため」に持っていたリンゴやミカン1個でさえ、入国時に申告しなければ密輸と判断される危険性があります。

渡航先・国名持ち込み禁止・制限される主な食品無申告時の罰則・対応基準編集部の注意喚起・対策ポイントアメリカ・ハワイ牛肉・豚肉・鶏肉(生・加工品・肉エキス入り食品、カップ麺含む)、生果物、野菜最高10,000米ドル(約150万円)の罰金、次回以降のビザ免除(ESTA)取消リスクインスタント食品の原材料表示に「チキンエキス」「ポークパウダー」が含まれているだけでも没収対象。オーストラリア・ニュージーランド動植物製品全般、肉製品、卵製品、乳製品、種子、蜂蜜、生の果物・野菜現場での即時罰金最高約6,000豪ドル(約60万円)、悪質な場合は入国拒否世界屈指の検疫厳格国。迷ったら入国カードで「食品所持」に必ずチェックし、検査官に現物を見せること。台湾豚肉製品(肉入り月餅、ソーセージ、ジャーキー等)、生の果物類初犯で20万台湾元(約95万円)、再犯で100万元の罰金。不払いは即退去処分アフリカ豚熱への警戒が極めて強く、空港到着ゲート直後に探知犬による集中チェックが実施される。EU諸国(欧州)肉製品および乳製品(チーズ等)の個人持ち込み原則全面禁止、生果物没収および国ごとの過料請求、税関手続きの長期拘束粉ミルクや医療上必要な特別食を除き、畜産由来の加工食品は基本的に持ち込めない。

特にアメリカやハワイ入国時の食品制限では、日本の有名なカップラーメンやスナック菓子に含まれる「肉由来のエキス」が摘発される事例が頻発しています。「肉そのものが入っていなければ平気」という認識は通用しません。パッケージの原材料名に「ビーフ」「ポーク」「チキン」の表記があれば、検疫犬が敏感に反応して別室送致となる現実があります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。