Q1:海や磯遊びでハコフグを素手で触っても大丈夫ですか?
A1:優しく触れる程度であれば人間の皮膚から毒が吸収されて重症化するリスクは極めて低いですが、強く握り潰したり刺激を与えると皮膚から粘液毒を分泌します。触った手で目をこすったり、傷口に触れたり、口に手を入れることは絶対に避け、触れた後は速やかに真水と石鹸で手を洗い流してください。
Q2:釣りでハコフグが釣れました。自分で「かっとっぽ」を作ってもいいですか?
A2:自己責任での素人調理は強く推奨されません。五島列島などで提供されるものは、現地の熟練した職人が適切な個体選別と処理を行っています。近年は温暖化により毒性プランクトンを蓄えた個体のリスクも指摘されているため、専門料理店で味わうのが鉄則です。
Q3:水槽のミナミハコフグが白点病になった場合、通常の魚と同じ薬浴治療はできますか?
A3:ハコフグ類はウロコがなく皮膚が薄いため、銅イオン系の薬品や強い魚病薬に極めて敏感です。薬浴ショックでパフトキシンを放出し、自爆死するリスクが非常に高いため、低比重海水療法や殺菌灯の導入、水温の緩やかな調整など、刺激の少ない初期対応が求められます。
Q4:さかなクンがハコフグの帽子をかぶり続けている理由は何ですか?
A4:小学生時代に魚屋で見たハコフグの愛らしさと骨格の不思議さに衝撃を受け、魚類研究の道へ進む原点となったためです。テレビ番組出演時にトレードマークとして着用し始めたところ定着し、現在では東京海洋大学での講義や公式の場でも着用が認められる象徴となっています。