「以前は髪が肩に触れた時点でゴムで縛らなければならず、選択肢は実質ポニーテールか三つ編みしかありませんでした」と語るのは、都内の公立中学校に通う3年生の生徒だ。彼女の学校では昨年秋、生徒会と教員の話し合いを経て頭髪規定が大幅に緩和された。
この変化に伴い、急増しているのが切りっぱなしボブやショートボブスタイルだ。特に「顎下2センチのミニボブ」は、手入れが楽でありながら小顔効果も高いとして圧倒的な支持を獲得している。朝の準備時間を短縮したい部活生にとっても、ドライヤーだけでまとまるカット技術は力強い味方だ。表参道にあるヘアサロンのトップスタイリストは「中学生からの指名で最も多いのが、ノーセットでもハネにくい重めのボブ。校則検査をクリアしつつ、休日はアイロンで毛先を少し巻くだけで雰囲気を変えられる万能さが受けています」と解説する。