軽量鋼矢板の全真相|重鋼矢板との違いと規格寸法・最新相場を徹底解説

軽量鋼矢板の全真相|重鋼矢板との違いと規格寸法・最新相場を徹底解説

軽量鋼矢板の全真相|重鋼矢板との違いと規格寸法・最新相場を徹底解説の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

Q1:軽量鋼矢板の耐用年数はどのくらいですか?本設(永久構造物)としても使えますか?
A1:一般的に仮設材としてリース運用されることが多いですが、農業用水路の護岸や小河川の土留めとして「本設」で使用されるケースも多数あります。腐食環境(乾湿繰り返しや土壌酸度)によりますが、適切な板厚選定やメッキ・防食塗装を施すことで、20〜30年以上の設計供用期間を確保して運用されています。

Q2:現場で矢板が途中から入らなくなった(打止まり)場合、どう対処すべきですか?
A2:無理な打撃・加振を即座に中止してください。矢板の座屈原因となります。対処法としては、一度矢板を少し引き抜いてから再度打ち込む「ゆすり込み」を行うか、アースオーガによる「先行削孔(プレボーリング)」を施工して地盤を緩めてから再打設するのが現場の定石です。

Q3:軽量鋼矢板の断面計算でチェックすべき最重要項目は何ですか?
A3:最重要項目は「発生曲げモーメントに対する許容曲げ応力度の確認」と「矢板の根入れ長の安定計算」です。道路土工仮設構造物工指針に基づき、主働土圧・水圧・上載荷重を算定し、支保工位置と矢板先端のモーメントつり合いから必要根入れ長を確実に導き出す必要があります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。