インターネット上で一時飛び交った「白鵬杯 中止」の噂。その発端となったのは、2024年初頭に表面化した宮城野部屋所属力士の不祥事と、それに伴う日本相撲協会による一連の処分劇でした。
当時、日本相撲協会は宮城野親方に対して師匠としての監督責任を問い、委員から年寄への降格および報酬減額という重い処分を下しました。さらに同年春には宮城野部屋が無期限閉鎖となり、師匠および所属力士全員が同じ一門の伊勢ヶ濱部屋へ転籍することとなりました。この伊勢ヶ濱部屋 合流 影響により、「私設大会である白鵬杯の開催が協会から制約を受けるのではないか」「大会自体が打ち切られるのではないか」という観測がネット上で急速に拡散したのです。
しかし、関係者への取材や各種報道を総合すると、白鵬杯は実行委員会形式で運営される一般社団法人や後援組織が主導しており、相撲界の国際普及とジュニア育成という公益的価値を高く評価する支援者たちが支えています。宮城野親方 現在は伊勢ヶ濱部屋で後進の指導に当たりながら、協会の規律を遵守しつつ、少年相撲の発展に向けた活動の継続に尽力しています。形式や名義の細かな調整を経つつも、大会が持つ育成機能そのものを完全に消滅させることは相撲界全体の損失につながるという認識が根底にあります。