SNSや知恵袋などのコミュニティを調査すると、「ご飯をしっかり食べた直後なのにゴロゴロ・くうくうと派手に鳴る」「テスト中にお腹が張って苦しい」といった相談が数多く寄せられています。満腹であるにもかかわらず腹鳴が発生する背景には、現代人特有の生活習慣と呼吸のクセが潜んでいます。
その筆頭が「呑気症(どんきしょう)」です。デスクワークでのPC作業やスマートフォンの長時間使用により、無意識に上下の奥歯を接触させる「TCH(歯列接触癖)」を持つ人が急増しています。奥歯を噛み締めていると、唾液を飲み込む回数が異常に増え、その際に大量の外気を胃袋へ一緒に送り込んでしまいます。
胃内に溜まった空気は、食後の活発な消化運動によって腸へと移動する際、消化液と混ざり合って断続的な破裂音や摩擦音を発生させます。「早食い傾向がある」「炭酸飲料をよく飲む」「日頃から強いプレッシャーを感じている」という人は、消化管内に通常以上のガスを抱え込みやすく、食後や緊張時に派手な音を鳴らしてしまうリスクが高まります。