夜行妃古壱と主人公・斑目貘(嘘喰い)の因縁は、物語序盤の「廃ビル脱出勝負」から始まります。かつて屋形越えに敗れ、賭郎の会員権を失っていた貘の前に現れた夜行は、専属立会人として彼の途方もない策略を見届けることになります。
賭郎の絶対権力を奪い取る儀式「屋形越え」に挑むためには、挑戦者の専属立会人が【零號】でなければならないという絶対の掟が存在します。一度は零號の座を退いていた夜行ですが、貘の覚悟と狂気に呼応するように、再び頂点へと登り詰める決意を固めました。
単なる「ギャンブラーと立会人」という契約関係を超え、互いの命と矜持を預け合う魂の共鳴こそが、二人の関係を熱く昇華させた最大の要因です。