セルフケアで様子を見てよい範囲と、専門医による診断が不可欠なボーダーラインを見極めることが肝要です。以下のいずれかに該当する場合は、迷わず耳鼻咽喉科の受診目安に達していると判断してください。
【今すぐ耳鼻咽喉科を受診すべき危険なサイン】
- 症状が3日以上継続している、または日ごとに悪化している
- テレビの音や人の声がくぐもって聞こえるなど、明らかな聴力低下がある
- 立ちくらみ、ふわふわ感、天井が回るようなめまいや吐き気を伴う
- 自分の声が頭の中で響いて会話が困難(強い自声強調)
- 耳の奥にズキズキとした痛みや熱感がある
耳鼻科では、聴力検査(純音聴力検査)や鼓膜の動きを測定するティンパノメトリー、耳管機能検査などを通じて、病変の部位を正確に特定します。特に内耳性の疾患であった場合、ステロイドや血流改善薬、ビタミン剤などの早期投与が予後を分ける決定打となります。