フィギュア界の生ける伝説である伊藤みどりは、50代を迎えた現在もリンクの上で躍動を続けています。かつて世界最高峰の舞台でしのぎを削ったトップアスリートが、今なお氷上で華麗なスケーティングを披露している事実は、多くのファンに驚きと感動を与えています。
特に注目を集めているのが、ドイツ・オーベルストドルフで開催される国際成人競技会(マスターズ大会)への継続的な出場です。2011年に同大会へ初出場して以来、マスターズエリート部門などで圧倒的な演技構成と情感あふれる滑りを披露し、観客からスタンディングオベーションを浴び続けています。50代を過ぎてもなお、美しいシングルアクセルやダブルジャンプを軽やかに着氷させるフィジカルと情熱は、世界中のシニアスケーターにとって最高の指標となっています。
また、拠点を置く福岡県北九州市近郊のスケートリンクでは、スケート教室の指導者として後進の育成や子どもたちへの普及活動に尽力。かつての超人離れした滑走技術を直接肌で感じられる教室は高い人気を誇り、スケートを愛する次世代の笑顔に囲まれながら、地域に根差した活動を精力的に行っています。