物語の黒幕である巨大企業・スマートブレイン社によるライダーシステムの開発経緯を遡ると、デルタギアは「オルフェノクの王を守るための最初のシステム(プロトタイプ)」として誕生したことが分かります。型番は「SB-333」。後発のファイズ(555)やカイザ(913)とは異なり、開発初期特有の妥協なきハイスペック設計が施されています。
最大の特徴は、携帯電話型のツールではなく、ビデオカメラ型のマルチツール「デルタムーバー」とトランシーバー型ツール「デルタフォン」を用いた音声認識インターフェースの採用です。「変身」と音声入力するだけで即座にスーツが形成されるため、適性さえ合致すれば誰でも瞬時に超人的な戦闘能力を引き出すことが可能でした。しかし、この画期的なシステムこそが、数々の装着者を破滅へ追いやる引き金となっていきます。