稲垣来泉の名が世に広く知れ渡った最大のきっかけといえば、2019年に放送されたドラマ『TWO WEEKS』(フジテレビ系)での青柳はな役です。白血病を患いながらも父親を信じ続ける健気な娘を演じ、主演の三浦春馬との息の合った親子関係はドラマの枠を超えて日本中を感動の渦に巻き込みました。撮影現場で見せた三浦との深い絆や、感情をストレートに伝える涙の演技は、今なお語り継がれる名シーンです。
さらにNHK連続テレビ小説(朝ドラ)への出演歴も華々しく、2019年の『スカーレット』でヒロインの妹(幼少期)を演じたのに続き、2022年の『ちむどんどん』では主人公・比嘉暢子の幼少期を熱演。沖縄の大自然を裸足で駆け回り、美味しそうにシークワーサーや沖縄そばを頬張る無邪気な姿は、視聴者の心を一気に掴みました。
単なる「可愛い子役」の枠に収まらず、キャラクターの心情を深く理解して自然体に落とし込む天性の感性は、監督やプロデューサー陣から常に絶賛されてきました。