話題のフレーズである「The New Batch」を直訳すると、「新しい一団」「新たなひとまとまり(ロット)」という日本語訳になります。「batch」はパンを一度に焼く分量や、プログラミングにおける一括処理単位を指す言葉ですが、映画カルチャーにおいては「新種として大量発生した新たな世代」という文脈で世界中に定着しました。
その語源の決定的な起源となったのが、1990年にワーナー・ブラザースが製作・公開した映画『グレムリン2 新・種・誕・生』です。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、ジョー・ダンテ監督という黄金コンビによって世に放たれた本作の原題こそが、まさに『Gremlins 2: The New Batch』でした。
前作(1984年公開の『グレムリン』)で世界的人気を博した愛らしい謎の生物「ギズモ(モグワイ)」から、約束事を破ったことで分裂・凶暴化した怪物たちが、今作ではハイテクインテリジェントビルを舞台に遺伝子組み換えや薬品投与によって多様な能力を持った「新たなバッチ(新種の一団)」として暴れ回るストーリーがタイトルの由来となっています。