遠征組やスタンディング参戦者を直撃する現実的トラブルが、「手荷物ロッカーの完全枯渇」と「飲食料の補給難民化」です。
幕張メッセ展示ホール9-11ロッカーの総数は、数万規模の収容人数に対して全く足りていません。北エントランスやホール内のコインロッカーは、先行物販の開始直後に即時満杯となります。駅改札内外のコインロッカーも始発直後から奪い合いとなるため、現地到着後にロッカーを探す行動は致命的なタイムロスを招きます。
主催者が設置する有料クローク(ポリ袋1袋あたり1,000円前後)を利用する選択肢もありますが、ここにも重大なトラップが潜んでいます。終演時、1万人以上が一斉にクローク返却窓口へ押し寄せるため、手荷物を受け取るだけで40分〜1時間以上の超長蛇列が発生します。この遅延が原因で、予約していた新幹線や特急列車に乗り遅れる遠征民が毎回続出しています。身軽に動くためには、東京駅や新木場駅、あるいは宿泊先のホテルに大型キャリーケースを預け、現地には最小限の荷物で乗り込むのが鉄則です。
加えて、幕張メッセ周辺コンビニの兵糧攻めにも備えなければなりません。駅構内のNewDays、改札外のミニストップ、プレナ幕張周辺のファミリーマートは、開演数時間前になるとおにぎり、パン、ゼリー飲料、飲料水が棚から完全に蒸発します。レジ通過だけでも20分以上並ぶため、水分補給用のペットボトルや軽食は、海浜幕張駅に到着する2駅以上手前のコンビニやドラッグストアで事前調達しておくことが、現場での生存率を高める実践的知恵です。