羽田前泊を検討する旅行者が最も陥りやすい落とし穴が、わずか数百メートルしか離れていない「京急EXイン羽田イノベーションシティとの違い」の混同です。タクシーの運転手に「京急EXインまで」とだけ告げて誤った店舗に降ろされたり、チェックイン時に自分の予約先が隣の施設だと発覚して深夜に荷物を引いて歩かされたりするトラブルが後を絶ちません。
両館は同じ京急グループが運営していますが、開業年、施設構造、大浴場の有無、駅直結度において明確にターゲット層が分かれています。以下のポイントを把握しておくことで、致命的な誤予約を回避できます。
- 京急EXイン羽田(本館・大田区羽田5丁目):2017年開業。天空橋駅A2出口から徒歩約3〜4分。大浴場はなし。第3ターミナルに近い環八通り沿いに位置し、無料シャトルバスの運行本数が豊富で、宿泊費を最も抑えやすいのが特徴。
- 京急EXイン羽田イノベーションシティ:2020年開業。「HANEDA INNOVATION CITY」直結(天空橋駅HICity口よりエスカレーターで直結)。宿泊者専用の大浴場を完備しているが、宿泊料金は本館より2,000円〜4,000円程度高く設定されている。
ネット上の口コミで「大浴場でリフレッシュできた」と書かれている場合、それは100%イノベーションシティ店の記述です。「京急EXイン羽田」本館には大浴場はなく、全室セパレートまたはユニットバス仕様となります。大浴場を旅の必須条件にするのか、それともコストパフォーマンスと朝の送迎バス本数を重視するのかによって、選ぶべきホテルは完全に二極化します。