櫻井翔の20代はなぜ国宝級なのか?チャラ翔の真相と葛藤の全軌跡

櫻井翔の20代はなぜ国宝級なのか?チャラ翔の真相と葛藤の全軌跡

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櫻井翔の20代を語る上で欠かせないのが、俳優としての目覚ましい跳躍です。単なる学園モノの主役にとどまらず、サブカルチャー史に残るカルト的人気作から、社会派のメッセージを内包した意欲作まで、彼が演じた役柄は当時の彼の精神的成長と完全にリンクしていました。

その筆頭が、2002年放送のドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)における「バンビ」こと中込公平役です。脚本家・宮藤官九郎が描く破天荒な青春群像劇の中で、真面目で不器用ながら仲間思いな童貞の大学生を等身大で好演。岡田准一演じるぶっさんら個性派揃いのキャスト陣の中で、視聴者の共感を一手に引き受ける語り手としてのポジションを確立し、カルト的な社会現象を巻き起こしました。

さらに2003年の『よい子の味方 〜新米保育士物語〜』(日本テレビ系)で連続ドラマ単独初主演を飾り、男性保育士という当時まだ珍しかった職業に真摯に向き合う青年を熱演。2007年には二宮和也とのW主演となった『山田太郎ものがたり』(TBS系)で、完璧な容姿と育ちの良さを持ちながらコミカルな一面を覗かせる御曹司・御村託也役を演じ、金曜ドラマ枠で高視聴率を連発しました。そして20代終盤の2009年には『ザ・クイズショウ』(日本テレビ系)で記憶喪失のMC・神山悟役という複雑怪奇なダークヒーローを怪演し、俳優としての底知れない表現力を見せつけたのです。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。