『流星のロックマン3』が今なおレトロゲーム市場で高値を維持し、プレイヤーを魅了し続ける決定的な要因は、膨大なボリュームを誇るクリア後(やり込み)要素にあります。
本編クリア後に解放される裏エリア「ブラックホールサーバー」では、道中の雑魚敵すら強力なノイズカードを駆使しなければ一瞬でデリートされる過酷な難易度が待ち受けます。その最深部に君臨する隠しボス「シリウス」や、条件を満たすことで出現する「クリムゾン・ドラゴンSP」、さらには過去作のボス「アポロ・フレーム」や隠しフォーム「アシッド・イリーガル」など、極限のバトル構築を要求されるコンテンツが満載です。
単に敵が強大であるだけでなく、スタンダード、メガ、ギガクラスのカードを緻密に選定し、ノイズ率を維持しながら戦うハイスピードな駆け引きは、現在の対戦アクションゲームと比較しても全く色褪せていません。DSのWi-Fiコネクションが終了した現在でも、ローカル通信対戦やソロでのコンプリートを目指してプレイする熱狂的なゲーマーが後を絶たない理由がここにあります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
今から『流星のロックマン』シリーズに触れる、あるいは再挑戦する場合の明確な選択基準は以下の通りです。
- 強くおすすめできる人:
- 『ロックマンエグゼ』シリーズのファンで、200年後の正統進化世界を体感したい人
- 内省的な主人公が仲間との絆を通じて自立していく、骨太な人間ドラマ・ジュブナイルが好きな人
- デッキ構築とハイスピードな直感アクションが融合した、唯一無二のカードバトルを求めている人(特に『3』は必見)
- プレイにあたって慎重になるべき人:
- 『エグゼ』と同一の「3×3マスの自陣移動」を求めている人(視点と移動の操作感が根本的に異なるため)
- ニンテンドーDS実機やカートリッジの入手環境が整っていない人(現行機への移植が待たれる現状)