キャラクター商品というと「味は二の次なのでは」と疑われがちですが、ウルトラサイダーの味の評判は極めて良好でした。当時のレビューやSNSのログ、愛飲者の証言を検証すると、共通して高評価を得ていたポイントが浮かび上がります。
フレーバーは、昭和の駄菓子屋で飲んだ瓶ラムネを思わせる、どこか懐かしく爽やかな王道テイスト。炭酸の強さは程よい中炭酸で、部活動帰りの中高生や喉を潤したい大人の男性にストライクな仕上がりでした。甘すぎず後味がすっきりしていたため、「コレクション目的で買ったが、普通に美味しくてリピートした」という声が多数を占めています。
一方で、当時の自販機ならではのリアルな悩みもありました。目当てのデザイン(特に人気のバルタン星人やウルトラセブンなど)を当てるために同じ自販機で連続購入した結果、「同じキャラクターが3本連続で出てダブってしまった」「炭酸でお腹がいっぱいになった」というエピソードは、当時のコレクターの間で日常茶飯事でした。