教育番組の専門機関であるNHKエデュケーショナルが手掛けるプログラムには、発達心理学や幼児教育の専門的な知見が緻密に組み込まれている。ひっつきもっつきも例外ではない。
身体の部位を言葉で認識し、指示に合わせて自分の身体をコントロールする一連の動作は、乳幼児の身体認識能力や空間把握力を自然と育む。相手の動きを観察してタイミングを合わせるプロセスは、他者との協調性や共感性を養う初期のソーシャルスキルトレーニングとしても極めて優秀だ。遊びながら学ぶという幼児教育の理想形が、この短い楽曲の中に凝縮されている。