経営面での激震を経験しながらも、現場の医療スタッフが築き上げてきた臨床水準の高さは今なお国内トップクラスを誇ります。とりわけ救急外来・救命救急センターの稼働率は高く、東京都城北エリアおよび埼玉県南部からの重篤患者を24時間体制で受け入れる「最後の砦」として機能しています。
板橋日大病院の強みは、各診療科における卓越したチーム医療と高度な専門性にあります。
- 脳神経外科:脳動脈瘤や脳血管障害に対する開頭手術およびカテーテル治療において、国内外に名を馳せる指導医が複数在籍し、高難易度症例の手術実績を維持しています。
- 心臓血管外科・循環器内科:虚血性心疾患に対する低侵襲手術(MICS)やカテーテル弁置換術など、心臓病高度治療において豊富な症例数を誇ります。
- 小児科・総合周産期母子医療センター:新生児集中治療室(NICU)を完備し、ハイリスク分娩や先天性疾患を持つ新生児の救命において、東京都内でも屈指の受入基盤を確立しています。
- 消化器病センター:進行がんに対する集学的治療から内視鏡による早期病変切除まで、外科と内科が緊密に連携した迅速な診断治療体制が敷かれています。
夜間や休日の救急外来受付においては、日本救急医学会のガイドラインに沿った重症度トリアージが徹底されています。診察順は受付順ではなく、生命の危険度に応じて決定されるため、軽度の発熱や打撲で受診した場合は重症患者の搬入に伴って待ち時間が大幅に延びることがあります。救急外来を利用する際は、トリアージナースの判断を尊重する医療リテラシーが求められます。