新大久保や韓国・ソウルの仁寺洞(インサドン)などで有名な宮廷菓子「クルタレ(꿀타래)」と龍の髭は、見た目も作り方も非常によく似ています。両者にはどのような関係や違いがあるのでしょうか。
歴史的な背景を見ると、韓国のクルタレは中国の「龍鬚糖」が朝鮮半島へ伝わり、現地の食文化に合わせてアレンジ・定着したものとされています。
両者の主な違いは原材料とフレーバーのバリエーションに現れます。
・中国の龍の髭(龍鬚糖):伝統的に麦芽糖をベースに、落花生(ピーナッツ)や黒ごま、ココナッツを包むのが主流。どこか素朴で香ばしいオリエンタルな風味が特徴。
・韓国のクルタレ:蜂蜜(クル)と麦芽粉を熟成させた生地を使用。中身には松の実、クルミ、アーモンドのほか、チョコ味、抹茶味、きな粉味など現代的なアレンジフレーバーが豊富。
どちらも1万本以上の糸を紡ぎ出す製法は共通していますが、中華街の龍の髭は「伝統的な麦芽糖のコクとピーナッツの香ばしさ」をよりストレートに楽しめる仕上がりとなっています。