菊里高校の偏差値は例年68から70前後を推移し、県内公立トップ群の一角を占める。この高い水準を維持し続ける背景にあるのは、過度な詰め込みに頼らない自主自律の姿勢だ。
とりわけ地元最高峰である名古屋大学への合格者数は、毎年全国の公立校の中でもトップクラスを誇る。旧帝国大学や難関私立大学へ多数の合格者を送り出す背景には、無駄な課題で縛らず生徒自らに思考させる伝統がある。名古屋市立菊里高等学校の進学実績を分析すると、難関突破の裏には自律的な学習習慣と、互いに高め合う高いモチベーションが機能している実態が見えてくる。