桂小太郎の真価は、笑いだけにとどまりません。物語がシリアスに転じた際に見せる、攘夷志士のトップとしての鋭い眼光と剣さばきは観客を息をのませました。岡田将生のアクションが桂というキャラクターに命を吹き込み、紅桜篇のクライマックスで見せた流麗な殺陣は、映画全体のクオリティを一段引き上げる決定打となりました。
さらに続編となった銀魂2の実写でも桂小太郎の存在感は健在でした。映画冒頭から披露されたキャバクラ潜入シーンでの女装姿「ヅラ子」の衝撃的な美しさと破壊力抜群のボケ、そして後半の列車での壮絶なバトルシーンに至るまで、前作以上に振れ幅の大きいパフォーマンスを披露。コメディアンとしての度胸とアクション俳優としての身体能力が、見事な調和を見せています。