彼の朝食ルーティンは壮絶だ。午前1時起床。腹直筋を左右に波打たせるヨガの腹部浄化法「ナウリ」や深い瞑想を経て、朝5時半ごろにようやく食卓につく。テーブルの上に並ぶのは、色とりどりの野菜、煮物、フルーツ、豆類など、およそ十数品目にも及ぶ豪華な献立である。見た目はまるで高級な精進料理のようだ。これを彼は一切の妥協なく、約3時間かけてゆっくりと咀嚼しながら腹に収めていく。
驚くべきことに、彼は基本的に「1日1食」の生活を貫いている。この3時間の朝食こそが、一日の全エネルギー源なのだ。消化にかける負担を最小限に抑え、食べたものを完全に代謝させる。一見すると極端に思えるメニューと時間は、人間の身体が持つ本来の生命力を極限まで引き出すために計算し尽くされた知恵と言える。一口につき数十回から100回近く噛むことで脳が活性化し、驚異的な満腹感と深いリフレッシュ効果をもたらすのだという。