事務所の黄金時代を駆け抜けたふたり。ライジングプロダクションという共通のホームグラウンドで培われた交友関係は、表舞台の華やかさとは一味違う、身内ならではの深い信頼に基づいていた。
連日のレッスン、全国ツアー、TV番組の収録。怒涛の日々の中で、成功の喜びも過密日程の苦悩も分かち合える存在は決して多くない。ISSAの圧倒的なリーダーシップと兄貴分としての気配り、そして上原多香子が持っていた凛とした存在感。二人が見せていた絶妙なやり取りは、事務所スタッフの間でも「互いを高く評価し合う良き理解者」として捉えられていた。噂される熱愛の裏には、こうした過酷な芸能界を共に駆け抜けた同志としての深い敬意が存在していたのである。