自身の受胎力を把握する手がかりとして、日頃の体調や身体のサインから妊娠しやすい体質チェックを行うことが有効です。特別な検査を受けずとも、身体にはホルモンの安定度を示す兆候が現れています。
外見的な印象や体格にも一定の相関が見られます。妊娠しやすい人の見た目と共通点として挙げられるのは、血色の良い肌ツヤ、過度な肥満や痩せすぎのない適正なBMI(19〜24程度)、そして末梢までしっかりと温かさが巡っている点です。過度な体脂肪の減少はエストロゲンの低下を招き、逆に内臓脂肪の過多はインスリン抵抗性を高めて排卵障害(多嚢胞性卵巣症候群など)のリスクを押し上げます。
最も雄弁に健康状態を物語るのが妊娠しやすい生理周期です。正常な周期は25〜38日の間隔で一定しており、経血量が極端に多すぎたり少なすぎたりせず、激しい生理痛(月経困難症)がない状態が理想です。周期が安定しているということは、脳の視床下部・下垂体から卵巣へと送られる指令が狂いなく機能し、計画的な排卵が行われている証拠に他なりません。