志らくと元妻の出会いは、彼がまだ若手落語家として頭角を現しつつも、自らの劇団を主宰するなど多角的な表現活動を行っていた時期にさかのぼる。舞台女優として活動していた彼女の華やかな存在感と、表現者としての感性に惹かれた志らくは、18歳という年の差を超えて結婚を決意した。
結婚後、二人はメディアやSNSでも仲睦まじい姿を隠すことなく発信し、志らくの独演会や劇団の運営を裏で支える「極妻」ならぬ「噺家妻」として周囲からも知られる存在となっていく。家庭内でのエピソードが志らくのフリートークやエッセイでも度々披露され、ファンにとっては親しみやすい名物夫婦として認識されていたのだった。