パッションフルーツの取り扱いで最も多い失敗が、「購入後すぐに冷蔵庫の野菜室に入れてしまうこと」です。熱帯性植物であるパッションフルーツは低温に非常に弱く、10℃以下の環境に長時間置かれると「低温障害」を起こします。
一度低温障害を受けると、果実の呼吸が停止して正常な追熟が進まなくなり、表面がシワシワになる前に内部が黒ずんで腐敗したり、酸味が抜けないまま風味が劣化してしまいます。「追熟は必ず直射日光の当たらない風通しの良い常温(20〜25℃前後)で行い、食べる2〜3時間前に冷蔵庫へ移してキリッと冷やす」のが鉄則です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
パッションフルーツは独特の個性を持つ果実ゆえに、個人の味覚嗜好や食習慣によって満足度が大きく分かれます。
【向いている人の条件】
- 柑橘類やベリー類など、シャープな酸味とアロマを好む人
- ヨーグルトやアイスクリームのトッピングに日常的なアクセントを求めている人
- キウイやイチジクなど、果物の種のつぶつぶ・プチプチした食感が好きな人
【慎重になるべき・工夫が必要な人の条件】
- 胃腸が酸味に弱く、強いクエン酸刺激で胃もたれを起こしやすい人
- 種を噛み砕く音や歯の間に種が挟まる感覚が苦手な人(※茶こしで果汁のみを濾して使う工夫が必要)
- 追熟を待つのが手間に感じ、購入後すぐに甘い果物を食べたい人