2008年1月29日未明。当時、新曲のプロモーションと全国ツアーを控え、CD売上チャートの頂点に君臨していた倖田來未は、親しいスタッフの結婚を祝福する文脈の中でその発言を発した。30代での出産や加齢に伴う身体的変化について触れる中での軽妙なトークのつもりだったが、波紋は放送直後から広がり始める。
当時はまだTwitter(現X)やTikTokといったSNSは普及していなかった。しかし、掲示板サイト「2ちゃんねる」や各種ニュースブログが発言の一部を切り取って拡散。翌日には主要なスポーツ紙やワイドショーがこぞって報じる事態となった。言葉のセンセーショナルさと、エロかっこいいスタイルで支持を集めていたトップアーティストというギャップが、炎上の火に油を注いだのである。