ビジュアルの変遷やプライベートの話題が先行しがちなISSAですが、アーティスト仲間や長年の音楽ファンが最もリスペクトしているのは、その規格外のボーカル&ダンス実力にほかなりません。1990年代後半から2000年代にかけて、多くのダンスグループが激しい振り付けの際にリップシンク(口パク)を併用していた中、DA PUMPは結成当初から「完全生歌」を徹底していました。
沖縄アクターズスクールで幼少期から叩き込まれたリズム感と声帯コントロールは、まさに異次元の領域です。ISSAは、激しくフロアを転がるようなブレイクダンスのステップを踏みながらも、マイクの位置をミリ単位で固定し、一切ピッチ(音程)を外さずに突き抜けるハイトーンボイスを響かせます。
SNSやネット上のコミュニティ(Xや知恵袋など)でも、昔のライブ映像を観た若い世代から驚きの声が相次いでいます。「YouTubeで昔のDA PUMPのライブ映像を見たら、CD音源以上に上手くて震えた」「激しいステップを踏みながらあの声量が出せるのは、今のJ-POP界を見渡してもISSAくらいしかいない」といった称賛が日常的に飛び交っています。外見の華やかさだけに頼らず、基礎に裏打ちされた本物の技術があるからこそ、流行の移り変わりが激しい音楽界で30年近くも第一線に立ち続けられているのです。