押切もえさんの夫である涌井秀章投手は、1986年6月21日生まれ、千葉県松戸市出身のプロ野球選手です。名門・横浜高校時代から世代屈指の剛腕として名を馳せ、2004年のドラフト1巡目で埼玉西武ライオンズに入団しました。その後、千葉ロッテマリーンズ、東北楽天ゴールデンイーグルスを経て、2023年シーズンから中日ドラゴンズへトレード移籍。名球会入りの大記録である通算200勝を見据える数少ない現役レジェンド投手の一人です。
涌井投手の特筆すべき実績は、プロ野球史上初となる3球団(西武・ロッテ・楽天)での最多勝利投手(最多勝)獲得という前人未到の金字塔です。通算4度の最多勝に加え、2009年には先発完投型投手の最高栄誉である「沢村栄治賞(沢村賞)」を受賞。強靭なスタミナと無駄のない投球フォーム、そして抜群のコントロールを武器に、20年以上にわたって日本プロ野球界の第一線で結果を残し続けています。
ベテランと呼ばれる年齢に達した現在も、中日の先発ローテーションの一角として若手投手陣の手本となり、堂々たるピッチングを披露しています。球団関係者によると「マウンド上ではポーカーフェイスを貫くが、練習量はチーム随一で、体調管理に対する意識は極めてストイック」と評されており、その徹底したプロ意識が長い現役生活を支えています。