横紋筋と平滑筋の違いを徹底解説!心筋はどっち?国試対策の覚え方3選

横紋筋と平滑筋の違いを徹底解説!心筋はどっち?国試対策の覚え方3選

横紋筋と平滑筋の違いを徹底解説!心筋はどっち?国試対策の覚え方3選について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

Q1:心筋はなぜ死ぬまで疲労せずに動き続けられるのですか?
A1:心筋細胞の内部にはエネルギー産生工場であるミトコンドリアが極めて豊富に存在し、細胞体積の約40%を占めています。さらに、冠動脈から常に新鮮な酸素と基質(脂肪酸や乳酸)が供給され、完全な好気性代謝(有酸素運動)を行うため、骨格筋のような疲労物質の蓄積やエネルギー枯渇が起こらない仕組みになっています。

Q2:平滑筋が存在する主な内臓や器官には具体的に何がありますか?
A2:胃、小腸、大腸などの消化管壁、気管・気管支、膀胱、尿管、子宮、そして全身の動脈・静脈の血管中膜に存在します。また、眼球内の瞳孔括約筋・散大筋や毛様体筋、皮膚の立毛筋(鳥肌を立てる筋肉)も平滑筋に分類されます。

Q3:体性神経と自律神経の支配の違いはどのように区別すればよいですか?
A3:体性神経(運動神経)は大脳皮質の運動野からの指令を直接受け、自分の意識的な意志によって筋肉を収縮させます(骨格筋を支配)。一方、自律神経(交感神経・副交感神経)は視床下部や延髄などの生命維持中枢によって無意識下で自動調整されており、心拍数や血圧、消化管運動などを制御します(心筋および平滑筋を支配)。

Q4:舌や表情筋、横隔膜は何筋に分類されますか?
A4:すべて骨格筋(横紋筋・随意筋)に分類されます。舌を動かしたり顔の表情を変えたりできるのは体性神経支配の骨格筋だからです。横隔膜は呼吸中枢により無意識でも動きますが、深呼吸のように自分の意思で息を止めたり吸ったりできるため、体性神経(横隔神経)支配の骨格筋に分類されます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。