家庭生活において栗田貫一を語る上で避けて通れないのが、2004年に結婚した16歳年下の元タレント・女優の大沢さゆりとの夫婦関係です。2人の間には娘が1人誕生しており、一見すると順風満帆な家庭に見えましたが、2015年にTBS系で放送されたバラエティ特番『私の何がイケないの?』に出演した際、大きな波紋を呼びました。
番組内で紹介されたのは、妻に対する過剰なまでのこだわりと厳しい叱責でした。「食事の味付けが気に入らないと激怒する」「ゴルフ練習後の片付けやスケジュール管理を完璧に要求する」「妻の外出を細かくチェックする」といった様子がVTRで克明に描かれ、スタジオの共演者や視聴者から「典型的なモラハラ夫」「即刻離婚すべき」と猛烈な批判を浴びたのです。
この放送後、ネット上では「栗田貫一 離婚」「大沢さゆり 別居」という憶測が瞬く間に定着しました。しかし、関係者や当時の制作舞台裏を知るテレビマンの証言によれば、この放送には昭和のバラエティ特有の「極端な演出とキャラクターの誇張」が多分に含まれていました。「亭主関白で気難しいベテラン芸人」という分かりやすい悪役を演じることで番組の撮れ高を作った側面が強く、実際の私生活では大沢さゆりが実質的な主導権を握り、家庭内を巧みにコントロールしていると伝えられています。
事実、炎上騒動から10年以上が経過した2026年現在も2人は離婚しておらず、娘の成長を見守りながら平穏な夫婦関係を継続しています。公の場での軽率に見えるキャラクターと、家庭内でのリアルな信頼関係には大きな隔たりがあったことが証明されています。