国際的な軍事力比較指標として広く参照される「グローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower=GFP)」の2026年最新データにおいて、日本の軍事力2026年最新の評価は、調査対象145カ国中世界第7位を記録しています。過去10年間の日本の軍事力推移を振り返ると、日本は常に5位から8位の狭いレンジを推移しており、アジア圏では中国、インド、韓国に次ぐ極めて高い評価を安定して維持しています。
このグローバルファイヤーパワー日本順位の決定ロジックは、単純な兵員数や戦車・戦闘機の数だけを足し算したものではありません。GFPは兵力数に加え、国家の財政健全性、製造業の技術力、補給路となる港湾・空港・高速道路網の密度、地理的条件、燃料確保能力など、60項目以上の複合指標から「抗戦能力係数(PwrIndx)」を算出します。数値が0.0000に近いほど軍事的に強力と定義され、日本は兵員の少なさを高度なハイテク装備とインフラ力で補完する形で、高得点を叩き出しています。
上位陣にはアメリカ、ロシア、中国、インドといった核保有の大国が並び、それに続くグループとして韓国、イギリス、日本、フランス、トルコが熾烈な順位争いを繰り広げています。核兵器の保有や大陸間弾道ミサイル(ICBM)を評価対象から外すGFPの算定ルールがあるとはいえ、非核保有国であり、攻撃的な長距離爆撃機を持たない自衛隊がこの位置に食い込んでいる事実は、国際安全保障の観点からも極めて異例の事態といえます。