この熱狂は日本国内にとどまらない。アジア圏を中心に、欧米の文具ファンやコレクターの間でも認知度が急上昇している。訪日外国人観光客がロフトやハンズなどの文具コーナーで大量買いしていく光景は、今や珍しくなくなった。
海外の文具ファンにインタビューすると、「日本のシールの印刷技術と箔押しの美しさは世界一だ。しかも、文字が読めなくても絵を見るだけで知的好奇心がくすぐられる」と絶賛する声が返ってくる。日本語の解説文そのものが「デザインの一部」として受け入れられている点も興味深い。クールジャパンの新たな文脈として、日本のステーショナリー文化が世界を席巻している。