結婚生活の後半、週刊誌やネットメディアでは「仮面夫婦」「別居状態」といった報道が絶えませんでした。特に結婚直後に報じられた元夫の婚外子問題や女性トラブルは、世間に大きな不信感を植え付け、「なぜ離婚しないのか」「遺産目当てではないか」といった心ない憶測すら飛び交いました。
しかし、取材関係者の証言を突き合わせると、実態はネット上のセンセーショナルな噂とは大きく異なっていたことが分かります。
第1に、「別居の理由」は単なる不仲ではなく生活サイクルの根本的不一致でした。元夫の穐田氏は複数の上場企業を手掛ける辣腕投資家であり、早朝から深夜まで分刻みで飛び回る超多忙な生活を送っていました。一方の菊川怜は、2019年から2022年にかけて3人の乳幼児を出産。深夜の授乳や子どもの生活リズムを最優先にするため、都内の別宅を活用した「生活拠点の分離」を選択せざるを得ない物理的事情があったのです。
第2に、「巨額の慰謝料闘争」という噂の誤謬です。一部で「数十億円規模の請求か」と騒ぎ立てられましたが、実際には双方が十分な社会的地位と経済力を持つ大人同士の話し合いでした。菊川怜自身、長年の芸能生活で確固たる資産を築いており、金銭目当てで執着する理由はありませんでした。子どもたちの教育環境や生活水準を維持するための養育費が合意された極めて実務的な取り決めであり、泥沼の利権争いという見立ては完全に的外れだったと言えます。