発端はテレビ東京系列で放送されている人気料理バラエティ『男子ごはん』のワンシーンにある。TOKIOの国分太一と栗原心平が織りなす息の合った掛け合いは、同番組の最大の魅力だ。しかし、ある時期の放送で心平が足元をかばうように立っていたり、痛々しいサポーターや松葉杖姿でスタジオに現れたりしたことがあった。
調理台の前に立つ彼の立ち姿に、視聴者はすぐさま反応した。「包丁を握る手がどこかぎこちない」「移動するときに痛みをこらえているように見える」といった声がSNS上で瞬く間に拡散。日曜の憩いの時間に飛び込んできたそのビジュアルのインパクトが、視聴者の記憶に強く焼き付くこととなった。
リアルタイムの放送だけでなく、TVerなどの見逃し配信によってその映像が繰り返し再生されたことも、心配の声を長期化させる要因となった。画面越しの異変は、瞬く間に「大事故に巻き込まれたのではないか」という尾ひれのついた言説へと変貌していったのだ。