近年の「.xlsx」形式ファイルは、内部的には複数のXMLデータが圧縮されたZipアーカイブ構造を採用している。この構造的特徴を利用し、ファイル名の末尾をzip拡張子に変更することで、Microsoft Windows標準のエクスプローラーから内部ファイル群へ直接アプローチが可能となる。
アーカイブを解凍し、該当するシートのXMLファイル内から「sheetProtection」と呼ばれる記述タグを検索して削除・保存する。その後、再び元の拡張子に戻すだけで、パスワード入力を完全に迂回して保護を解除できる。ファイル破壊のリスクを極限まで抑えながら復元を実現する、きわめて信頼性の高いハウツーだ。