熱海を境として西側の静岡・名古屋方面を担うJR東海の区間に入ると、車両編成や設備仕様の傾向が一変する。熱海〜豊橋間を走る313系や最新鋭の315系電車では、ほぼ全編成に車椅子対応の大型洋式トイレが完備されているが、編成両数が3両〜6両と短くなるため、車内トイレの絶対数は減る。
会社境界を跨いで乗り継ぐ際、JR東日本区間の15両編成感覚で中間の号車に乗っていると、JR東海区間の短編成列車へ乗り換えた直後にトイレまでの距離が遠くなり、焦りを生む原因となる。特に静岡地区のロングシート運用では、ドア付近やトイレ横のスペースに人が集まりやすく、混雑時の移動障害が発生しやすい。乗り継ぎ駅での移動ルートを事前に計算しておくことが賢明だ。