なぜ、特別な衝撃を与えていないのにドアノブは緩んでしまうのか。国内トップシェアを誇る美和ロック株式会社や、高い防犯性能で知られる株式会社ゴールの製品においても、日々の開閉による微振動の蓄積は避けられない。数年間に及ぶ毎日のドア操作が、少しずつネジを弛ませていくのだ。
また、意外な原因として「ドア自体の建て付けの歪み」や「建具の収縮」が挙げられる。湿度の変化や経年変化によってドア枠がわずかに歪むと、ラッチ受けとの噛み合わせが狂い、ドアノブに余計な負荷がかかる。結果として固定部へのストレスが増大し、緩みが加速する仕組みだ。