ハローキティが50周年の節目を迎えた後も、サンリオの成長力は衰えるどころか勢いを増している。その秘密は、特定のキャラクターに依存しない「複数IPエコシステム」の確立にある。
「シナモロール」「ポチャッコ」「ハンギョドン」といった定番キャラクターがそれぞれのファン層を固める一方で、多様な価値観に寄り添う新キャラクター群が継続的に投入されている。サンリオキャラクター大賞を通じたファン参加型の熱量醸成も、IPの寿命を半永久的なものへと昇華させている。一つのIPが伸び悩んでも他のIPがカバーするポートフォリオ戦略が、業績のボラティリティを最小限に抑えている。