朝の身体に染み渡る滋味深い和食を求めるなら、グランスタ東京の奥に位置する「築地 寿司清」へ迷わず足を運びたい。創業100年を超える江戸前寿司の老舗が手がけるモーニングは、駅構内屈指の完成度を誇る。
看板メニューの「鯛胡麻だれ」出汁茶漬けは、薄切りの新鮮な真鯛に濃厚な胡麻だれを絡め、熱々の特製出汁を注いでいただく逸品。最初は刺身としてその鮮度を味わい、後半は出汁をかけて半生状態の食感を楽しむ。ひと口すするごとに広がる魚介の旨みと薬味の爽やかさは、長時間の移動を控えた胃袋に驚くほど優しい。朝7時の開店と同時にカウンターが埋まるのも納得のクオリティだ。
エキュート東京方面では、全国の厳選米とおかずを取り揃えた和食処が人気を集める。炊きたての白米と具だくさんの豚汁、丁寧に焼かれた鮭の塩焼き。シンプルでありながら一切の妥協がない日本の朝の原点がここにある。