2007年にWii用ソフトとして発売された『スーパーマリオギャラクシー』。全方向重力アクションという革新的なシステムとともに世界中のプレイヤーを魅了したこの名作で、ロゼッタは彗星の主として鮮烈なデビューを果たした。優雅に宙を舞う姿とエレガントなロングドレスは、当時の3Dアクションゲームとしても極めて完成度が高かった。
しかし、3Dモデルグラフィックの進化に伴い、プレイヤーの間である疑問が浮上する。球体形状のステージを縦横無尽に駆け巡る本作では、低重力空間でのジャンプや落下時にカメラのアングルが目まぐるしく変化する。その際、ドレスの裾の下に隠された描画領域がどう処理されているのかに注目が集まったのだ。開発陣はポリゴンの裏抜けを防ぐため、見えない部分にも厳密な幾何学モデルを配置していた。