新庄剛志氏の口元が放つ圧倒的な白さの正体は、一般的な薬剤によるオフィスホワイトニングではありません。天然の歯を土台として削り、その上に高強度の人工歯を被せるオールセラミッククラウン治療によるものです。人工素材だからこそ、天然歯の限界を超えた均一で陶器のような純白を実現しています。
この治療において語り草となっているのが、当時の審美歯科医師に対する規格外のオーダー内容です。テレビ特番や自著などのインタビューにおいて本人が明かしたところによると、色見本を見せられた際に「スウェーデンの便器のように真っ白にしてください」と指定したという逸話は広く知られています。通常の歯科治療では、肌の色や唇のトーンに合わせた自然なアイボリー系(A1やB1などのシェード)が選ばれるのが通例ですが、新庄氏はあえて人工物としての極限の白さを追求しました。
ナイター照明に照らされるグラウンドや無数のフラッシュが焚かれる記者会見場において、遠く離れた観客席からでも笑顔が視認できること。この「徹底した魅せる意識」こそが、規格外の白い歯を選択した決定的な動機でした。