SNSや健康系コミュニティで「頭痛に冷えピタを貼っても意味がない」と言われる大きな理由は、冷却シートの主成分が水分蒸発による微弱な吸熱とメントールによる感覚神経の刺激(冷感)に依存している点にあります。
メーカー各社の公式製品情報にも記載されている通り、冷却シートは体温そのものを大幅に下げる医療機器ではなく、肌表面に冷涼感を与えて不快感を軽減する雑貨・医薬部外品に位置づけられます。つまり、炎症を抑えたり拡張した血管を強制的に収縮させたりするほどの「物理的冷却力」は持ち合わせていません。
そのため、本格的に片頭痛の発作を抑えたい局面では、冷却シート単体への過度な依存は避け、タオルを巻いた保冷剤や氷嚢(ひょうのう)を15分程度当てる物理的なアイシングを併用するのが賢明です。