スタジオの空気は切迫していた。アルバムの核となるトラックを探し求めていたケイティ・ペリーは、ヒットメーカーとして知られるマックス・マーティン、そして気鋭のソングライターであるボニー・マッキーとともに、連日連夜のセッションを重ねていた。
言葉の壁やメロディの微修正を何度も繰り返すなかで、生まれたのが『Teenage Dream』の骨組みだった。幾度となく歌詞が書き直され、若さゆえの無敵感と永遠への憧れを凝縮したフレーズが紡ぎ出された。緻密なボーカルアレンジと脈打つビートが合体した瞬間、スタジオにいた全員が鳥肌を立てたという。