新幹線100系の知られざる開発秘話!2階建て食堂車が放った輝き

新幹線100系の知られざる開発秘話!2階建て食堂車が放った輝き

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当時、営業本部長として開発を強力に牽引した須田寬氏(後のJR東海社長)をはじめとするプロジェクトチームは、「乗客が乗りたくなる新幹線」を追求し続けた。その象徴こそが、編成の中央に連結された2両の2階建て車両(ダブルデッカー)である。

1階に通路を配し、見晴らしの良い2階部分に設けられた食堂車。壁面には東海道五十三次の絵画が飾られ、テーブルには専用のテーブルランプが灯された。富士山や浜名湖の雄大な車窓を眺めながら味わうビーフシチューやフルコースは、旅の移動そのものを至高のエンターテインメントへと昇華させた。さらに階下にはプライベート感を重視したカフェテリアや個室が用意され、ビジネス需要から観光客まであらゆるニーズに応えるホスピタリティが具現化されたのである。

森 瞳
著者

森 瞳

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