近年急速に店舗数を拡大したWORKMAN Plusやワークマン女子は、クリーンな内装と洗練されたディスプレイで女性客や若年層のハードルを一気に引き下げた。しかし、熱心なコアファンが最終的に行き着くのは、赤と白の看板を掲げるワークマン 横浜上郷店のような「原点型」の店舗である。
モール型店舗では売り場面積の都合上削られがちな、ハードユース向けの大型ギアやリペア用品、細かなサイズ展開がここには完全に揃っている。余計な装飾を排し、実用性のみを追求して天井近くまで積み上げられた段ボールとラック。その無骨な佇まいは、ファッションとして消費されるトレンドとは一線を画すプロフェッショナルの拠り所としての誇りを静かに放っている。