大島さんの真骨頂が全国区で広く認知されたのが、『世界の果てまでイッテQ!』の名物企画「温泉同好会」です。過酷なアクティビティへの挑戦はもちろん、宴会場で披露される奇想天外な宴会芸やお尻を出したパフォーマンスは、日曜夜のゴールデンタイムに爆発的な笑いを生み出しました。
「世界の果てまでイッテQ 体当たりロケ」において、大島さんが見せた脱ぎ芸は、生々しいエロティシズムや不快感を完全に排除した特異なものでした。相撲取りのような堂々たる体躯と、潔い所作、そしてスタッフや共演者との絶妙な掛け合いによって、彼女の身体は「純粋な笑いのオブジェクト」へと昇華されていました。
番組関係者の回顧録などでも明かされている通り、現場での大島さんは常にスタッフの意図を汲み取り、カメラのアングルや笑いの引き際を冷徹に計算していました。ただ脱ぐのではなく、どこで服を脱ぎ捨てれば最大のカタルシスが生まれるかを熟知していたからこそ、家族で見る食卓でも受け入れられる国民的ギャグとなり得たのです。